美貌録

とにかく、思うことを何も気にせず、淡々と、書いてみる。

フィラデルフィア

フィラデルフィア
トム・ハンクス

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2004-11-26
売り上げランキング : 1,563
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

笑う映画を見るつもりが、なんと、ツタヤにいったら半額セールとかで殆どビデオがないではないか。
仕方なく、泣く映画を。(それも定価で)

アントニオバンデラスが素敵だった。というか、カレは英語もスペイン語もすごいというのがすごい。
トムハンクスの演技がすごかった。途中間延びするところはあったが、カレの演技力がなければこの映画はない。

ストーリー自体は、エイズがまだ認知されていない時代にゲイで「有能な」弁護士・トムが突然解雇される。
解雇が不当であると前の会社に訴えを起こすのだが。

トムとミゲール(アントニオバンデラス)のカップルが素敵で。
アントニオバンデラスにマッチョなイメージがあったから、あれが素敵だ。

映画自体はいろいろ考えさせられるストーリーだ。
誰もが迎える「死」に対する態度、受け入れ方、周りの反応「あなたが「変」だから死ぬのよ、自業自得」と言わんばかりの態度、次にエイズにかかるのは自分かもしれないと言う恐れ。周囲の差別、マスコミのたかり。

特に相手の弁護士の女性がこいつがまたやなやつなんだ。
解りやすすぎ。
「私は、ゲイは、嫌いです」全身から言っている。

好き・嫌いは仕方ない。
でも、私もそんなことを言えるのだろうか。

オススメです