美貌録

とにかく、思うことを何も気にせず、淡々と、書いてみる。

台湾1日目午前

毎日が旅人なのだ

台湾徒然草

12月某日、我々怪しい3人組は国外脱出を図った。紅白で誰がどんな服を着るとかはチョッと見たかったのであるが、後ろ髪、しっぽをつかまれるような気持ちでいざ台湾へ。

私は振込みが残っていた為、ネットで成田の銀行の場所を調べていざ旅立たん。今回の行き先は台湾、テーマは美、そう、ビューティっすよ。ビューティ。コラーゲンたっぷりな感じの食事、そしてエステ!マッサージ!

朝5時30分、電車に乗り込む。
毎度の事ながら、成田に向う電車は何時だって緊張する。
荷物を整えたのは昨日、いや、今日の真夜中。眠い。電車の中で寝よう・・・としたら、なんと、魚河岸に行くおじさん(推定)と記者さん(推定)が、えっらい大きい声で話をしている・・・

うつらうつら

「がはははは」

うつらうつら

「だからさーーーーーー」

(号泣)

そんな中、ふと横を見ると


くぅくぅ


まゆちっち、よくもあの中で眠れるなぁ・・・・・・・・・・・・・・。我が妹ながら尊敬。


さて、勝田台で京成線に乗り換え。
Yahoo!を利用して乗り換えもバッチシ☆
荷物も軽いしね、日本酒も無いしね☆(去年のアメリカ珍道中参照)


さて成田。

格安チケットの私たちは、まず持っている紙をチケットに変えなくてはいけない。

「すみませーん、これ、どうすれば」
「あっちです」と、さされたのは むこーのほうのカウンター。

エッチラオッチラ歩く。そして、すみません、と声を掛けると

「お客様、先ずカウンターでチケットに変えていただかないと」とむこーの方のカウンターを指す。


「え、え、え、、、、、向こうから歩いてきたのに・・・・・」


「ええ、でも、そうでないと乗れませんから」
笑顔のお姉さん。反論できない。

反論しようがないんだ


「お腹すいたなー」とまゆちっち。


ぷちっ。


格安チケットの交換場所はカウンターの中でもかなり奥まった所にあり、そこを探すのに15分。
「よかったねー、日本で」
「よかったねー。早く着て」

喜ぶ母と私

「まだー?お腹空いた」

ぷちっ

とりあえず搭乗手続きは終わらせた。

「ご飯食べたい」


朝起きてからまゆちっちからそれ以外のセリフを聞いていない気がする。


空港の喫茶店でパンケーキを。


「ベーコン付きに使用かな、どうしようかな、あ、でもマックでハッシュドポテト後で食べようっと、だからホットケーキだけでいいや」


まゆちっち(の胃)が一番元気。


食事終了、台湾での注意点を私から二人に告げる。
なんせ、この二人ひどいんだ。

昨日の夕食を食べながら
「で、タイに行くんだよね」って、

行き先すら解っていないよ!!


「タイキタって台湾の首都だよね」

読み方すら解ってないよ!!!


「おいしい物が食べれればいいよ」


それだけかよ!

料理の違い、泊まる場所、ザックリの予定、一応伝える。

ではミーティング終了、となった所でハハが一言


「で、台北に行くのよね」


それだけかーーーーーーーーーーーーーーーーーー(大号泣)


私は振込みに、母とまゆちっちは免税店に。時間前に落ち合おうと約束し別れる。

振り込み場所に来る。

なんとな、なんとな。


あたりまえっちゃー、当たり前なんだが、ATMしかやってないじゃん・・・・。

振込みは振込みだから、とりあえず手数料が掛かるが振込みを済ませる。


なんか、気の抜けたスプライトのような気分で私も免税店に向う。買う物は無いけど。


出国審査はものすごく混んでいた。
さすが年末、「あれしろ」「これしろ」と大騒ぎだ。

途中でゲートが幾つかあいた瞬間なだれ込む人。

オトナのマナーっつーものはどこにいったのか?
割り込みもあるし、我先に、我先に。いやんなっちゃうね。


と、免税店に着くと
よだれをたらしそうな感じでショーケースを見ているまゆちっちとハハ。

良く聞いたら

「この間、これ買ったけど外の方が安かった」
「このタイプ無かった」


あー、これが世に言う女のウィンドウショッピング。

私はWindowsショッピングくらいでいいよ。と、電化製品の店へ。暗いな。

何のハプニングも無く台湾へいざ。
飛行機の中は爆睡でしたとさ。