美貌録

とにかく、思うことを何も気にせず、淡々と、書いてみる。

台湾空港から夜まで

書かないと解からなくなっちゃう。

空港で傘を貸してくれるといったお兄さんに丁寧に断る私。
空港をつっきって、バス乗り場へ行く。

バス3人分を買う。ほらね、リムジンより断然安い。

「レイン?」とハハが続ける。
「傘貸してあげようか」と、バス乗り場の受付のお兄さんが言う

今回は喜んで貸してもらうことにした。

これが、あとで惨劇なのだ。


バスから今回泊まった西華飯店までは約1時間。
SherwoodHotelという西洋人が多く、ネットが使えるというので直ぐに申し込んだ。

空港からのバスはホテルの近くに着くというので、いざバスに乗り込む。


しかし。ホテル名を言っても通じない。
そのために用意しておいたメモを見せる。

「Sherwood(シャーウッド)」といっても誰も通じないから。

ホテルの近くのバス停で降りたら、雨は憎らしいくらいに降っていた。痛いほど。さすがの雨女の私も自分の力に感動するほど。
意地っ張りのハハが「私は傘など要らない」となると、さらに意地っ張りの私が「私だって要らない」
ちゃっかりものの妹が「じゃぁ私が」と傘をさす。

バス停からホテルまでの道は全く見当が付かない。
雨だからか、町の人も通らない。
通りかかった人に「シャーウッド」と言っても通じず、また紙を見せる。
紙は既に雨でびしょぬれだ。

「○○!」といって、向こうをさす。
前髪から水が滴る。こんなんだったら、スキンヘッドにしてくればよかった。

ホテルまで雨にぬれて到着。
水も滴るいい女と言うのはこういうことを言うんだ

ホテルに到着してすぐにタオルを取り出す。ネットでバスタオルが付いていると書いてあったからバスタオルではなくハンドタオル。ハンドタオルは直ぐにびちょびちょになった。

クロークでキーを受け取ろうと予約表を出そうとしたら、それがまた見つからない!
私のいらいらはマックスまで高まった。「どうしてそう準備が悪いのよ」
私のふつふつとしたイライラに焦りながら予約表を出す。そうだ、私はおなかがすいていたんだ。

ホテルでは英語が通じるので、順調にキーをもらい、部屋に行き、ベッドの上に倒れる。


「おなかがすいた・・・・」

洋服を着替え、食事を求めに外に出ようと言う事になった。
食事があるといえば、私も妹もご機嫌なのだ。

デジカメを取り出す。しゅー、という音と共に事切れる音が。

まじか・・・・。

雨でデジカメが壊れたらしい。
そのショックさ加減と言ったら。


撃沈だ。
おなかはすくわ、デジカメは壊れるわ、とにかくイライラする。

ホテルの後ろの竹里館へ。ガイドブックにも載っている有名な店らしい。

おなかがすいている私達は、とにかく食べる。
しいたけがおいしい。椎茸を茶葉でいためてるとか。

お茶を何杯飲もうかと言う話になり、三人いるから3杯分、と頼んだ所、いやぁまいった。
茶葉が3人分だもんね。

おなかがいっぱいになって満足の後で、とにかくやかん1個分くらいのお茶を三人で飲めどもおちゃっぱは2つしかなくならない。こんなんだったら、高いの頼まなければ良かった。と。

おなかの中はたぽたぽである。
でも、ご機嫌なのだ。
おいしかった。

しかし、回りは日本人ばかりで、とにかくうるさい。全員ガイドブックを手にして。という私達もガイドブックを持っているわけだが、日本人向けの台湾料理だ。

店員さんも日本人。食べてる最中に記念撮影をする人たち。落ち着いて食事ができるところではない。

私達はガツガツたべ、ゴクゴクのみ、そして店を後にした。

さぁ、今日から台湾生活の始まりである。

今回の旅の目的は、エステとマッサージ。だれが何と言おうと。
そのための予算ン万円、毎日エステ、毎日マッサージだ。

といって、知足健康センターに向かう。

英語での予約は自信がないので直接行ってしまおうと言う算段。

行ったら混んでいた為夜20時の予約を三人で取る。どきどきだ。
私は足ツボマッサージが大好きで良く行くのだが、残りの二人は初めての経験。

時間がかなりあったので一旦ホテルへ戻る。

ひたすら休息

20時に知足健康中心にいく。私はオーナーのお嬢さんにあたったのだが、とにかくいた気持ちいい。体の全部が悪いと宣言され、「腰痛い」「肩痛い」「眼悪い」「内蔵悪い」悪いとこばかりだ。

しばしもだえながら終了後宿に帰り、ホテルの「有名な」イタリアレストランに入る。

が、イマイチ。

ワインを1本開け、その夜は興奮のまま終わったのだ。

なんだかすごく長くなりそうな予感。ようやく一日目でした。