美貌録

とにかく、思うことを何も気にせず、淡々と、書いてみる。

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複雑ではあるが面白かった。下手なサスペンスより手に汗を握る。
一番好きなところは「そのとき、声にださなかったらそれは、なかったこととして過去のことになる。」というくだり。コメディならが、ずーんときた。

さて、内容は非常に軽い。明るい。いや、はらはらする。
恋をするとここまで理性を失えるのかというか、嬉しかったのは最後のジュリアのお相手が「きちんとゲイ」であったこと。それで「いや、実は僕はバイで」と言ったら楽しさがまったくなくなっていただろう。

私にも男友達は多いが、彼らが結婚したらそれはものすごく寂しいが、それをさかいに鯉に気づくということはないだろう。だって、恋をしていないのだから。だれかとの空虚な約束など、ウキウキすることはない。

そういえば、私も「あと3年後にお互い相手がいなかったら結婚しよう」と言っていた人がいたな。3年後になって、私は彼が好きだと気づいたのに、彼はまったく見向きもしなかった。

そして、TheEnd.

なんか、年齢設定に無理があったが、「男と女の友情なんて」という軽い言葉が出てこなくて安心した。あれほど蓮っ葉で意味のない言葉は他に知らないからね。

あそこまで本気で恋をするのは怖いけど、恋をしてもいいかもしれない、と思った。
そんな暇はないけど。