美貌録

とにかく、思うことを何も気にせず、淡々と、書いてみる。

 モナリザ・スマイル

B000ALVYGSモナリザ・スマイル
ジュリア・ロバーツ マイク・ニューウェル キルスティン・ダンスト

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005-09-28
売り上げランキング : 1,759

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

微妙ですねー。自立を目指した女性を描きたい、自立の道を勝ち取ったのはこういうことだ、それが今のUSを作っている・・・・と、言いたいのだろうが、ジュリアが受け入れられるところは微妙に解りづらいし、いつのまにか「アイドル」になっている。
もっと、「あなたはどう思うの?」ということを台詞として入れていき、そして、一人一人なついていくのがいいと思う。
例えばイェール大の願書の件も、女性の自立ばかり言っていて、彼女が心のそこから思っているかどうか、というシーンはなかった。例えそれがいいことであれ、悪いことであれ、彼女は彼女自身で願書を、ジュリアに頼むべきだ。

イタリア語教師については陳腐すぎて泣けた。
すっごいいい話なんだろうけど、音痴が歌う歌のように、あがりもせず、下がりもせず。

例えば、戦争体験記も、読ませることを作れる人も居れば、同じコトを体験しても読ませられない人も居る。
これは、後者だと思う。