モナリザ・スマイル
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微妙ですねー。自立を目指した女性を描きたい、自立の道を勝ち取ったのはこういうことだ、それが今のUSを作っている・・・・と、言いたいのだろうが、ジュリアが受け入れられるところは微妙に解りづらいし、いつのまにか「アイドル」になっている。
もっと、「あなたはどう思うの?」ということを台詞として入れていき、そして、一人一人なついていくのがいいと思う。
例えばイェール大の願書の件も、女性の自立ばかり言っていて、彼女が心のそこから思っているかどうか、というシーンはなかった。例えそれがいいことであれ、悪いことであれ、彼女は彼女自身で願書を、ジュリアに頼むべきだ。
イタリア語教師については陳腐すぎて泣けた。
すっごいいい話なんだろうけど、音痴が歌う歌のように、あがりもせず、下がりもせず。
例えば、戦争体験記も、読ませることを作れる人も居れば、同じコトを体験しても読ませられない人も居る。
これは、後者だと思う。