夏草の賦
夏草の賦 [新装版] 上 | |
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最高ですね。長曾我部家の物語なのだが、私としては菜々がもっと暴れん坊であってほしかったな、と思いつつ、そうか、この時代に、よくまぁ高知までいきましたとな、と思うわけですよ。それでも充分あばれんぼさん。
人は目的をもたずして生きられないんだろうな。しかし、司馬氏の本は、本当にその場に居るように、息を感じることができるからすごい。秀吉の信じられない加減、そして光秀が狂気を帯びていく様、読んでいるだけでゾクゾクした。