団塊世代「黄金の十年」が始まる
団塊の世代「黄金の十年」が始まる | |
堺屋 太一 文藝春秋 2005-09-25 売り上げランキング : 21,291 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
知り合いのおじさんに「堺屋さんはお金持ちだから」と言われながら読んでみた。
お金持ちだからこそ見える「貧乏人の心の影」だけど、お金の苦労をしていないから「やれるよ!団塊世代」と根拠なくあおっているところが切ない。
でも、団塊世代は「怒れない」「威張れない」「自立できない」というところは思わず電車の中でうなずいてしまった。そう、横並び的。自分ではそう思っていないけど、今の若いこと一緒、その辺は「若い」のかもしれない。
彼らが「隠居して悠々自適」になるにはあと十年かかるだろう。
その10年のうちに隠居ビジネスがどれだけ出来て、つぶれていくか。
目線を変えねば。
スキだったのは
「高齢者需要が少ないのは供給者の怠慢」まさしく!!!!
あとは中高年が勉強するような仕組みを作らなくてはー
小学校はあるのにどうして中高年学校はない?
どうして中高年になると目先の遊びを勉強にしちゃう?
そういう日本だから、とあきらめたくはないなー
仕事に結びつくんじゃなくて、豊かな75歳以降を作るために。さあ、はじめよう。
でも、これは企業にはムリ。だって、コストかかりすぎて最初の5年は全く回収できないもん。んー。