美貌録

とにかく、思うことを何も気にせず、淡々と、書いてみる。

団塊世代「黄金の十年」が始まる

団塊の世代「黄金の十年」が始まる
団塊の世代「黄金の十年」が始まる堺屋 太一

文藝春秋 2005-09-25
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知り合いのおじさんに「堺屋さんはお金持ちだから」と言われながら読んでみた。
お金持ちだからこそ見える「貧乏人の心の影」だけど、お金の苦労をしていないから「やれるよ!団塊世代」と根拠なくあおっているところが切ない。

でも、団塊世代は「怒れない」「威張れない」「自立できない」というところは思わず電車の中でうなずいてしまった。そう、横並び的。自分ではそう思っていないけど、今の若いこと一緒、その辺は「若い」のかもしれない。
彼らが「隠居して悠々自適」になるにはあと十年かかるだろう。
その10年のうちに隠居ビジネスがどれだけ出来て、つぶれていくか。

目線を変えねば。

スキだったのは
「高齢者需要が少ないのは供給者の怠慢」まさしく!!!!

あとは中高年が勉強するような仕組みを作らなくてはー
小学校はあるのにどうして中高年学校はない?
どうして中高年になると目先の遊びを勉強にしちゃう?
そういう日本だから、とあきらめたくはないなー
仕事に結びつくんじゃなくて、豊かな75歳以降を作るために。さあ、はじめよう。
でも、これは企業にはムリ。だって、コストかかりすぎて最初の5年は全く回収できないもん。んー。