美貌録

とにかく、思うことを何も気にせず、淡々と、書いてみる。

診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界

診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界
診療室にきた赤ずきん―物語療法の世界大平 健

新潮社 2004-08
売り上げランキング : 10863


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

うーん、物足りない。
書いている人にとっては現実の人物だし、多くを語れないからこのような表現に落ち着いてしまうのだろうが、今、自分が落ち込んでいてどうにか助けを求めている最中に、自分とはいったいナンなのだ、ということをじっくり考えるにはちょっと物足りない気が。

ただ、私の原点は若草物語のジョーなんだな、と思う。
もしくは宮沢賢治の象だな。

物語の心療科的読み方を期待していたので、ちょっと違うみたい。