shall we dance?

Shall we Dance ?(初回限定版)
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日本の映画はずいぶん前に見たが、すっかり忘れてしまった。
草刈タミヨさんが、その後シチズンの時計の宣伝をやっていて、姿勢のいい人だなあと言うことくらいしか覚えていない。あ、竹中直人はすごかった。渡辺絵里子も。

その英語版。
冴えない中年男と言うキャラは同じだが、べ、べ、べんごし！？いいじゃないか。冴えなくないぞ。
でも、名前がよい。「ジョン」もう、どこにでもいる。
そして先生がよい。「トムだっけ？」やったー！

また、台詞がなんとなくかっちょええ。「自分の空白のことを君に話さなくてごめん。」そんなことを言われたら、私ならその瞬間ダーツしちゃうよ。まんずまんず。

さらに、パーティの日、薔薇の花をもってどこに行くのかと思いきや、奥さんの仕事場。離婚するかも、夫が家を出て行ったのと言っていた女の子が背景で泣く辺りが芸が細かい。あれこそ、主人公、空気よめてない！それがいいのだ。いいなあ、空気が読めない人。

ジェニファーロペスがかわいいこと。ダンスは妹曰く「軸が出来てない」とのことだが、リチャードギアとジェニファーがクウィックステップを踏むシーンなんて最高。

なんだか、とってもHAPPYな映画です。
すごくすごく、HAPPY。
誰も泣かない、誰も傷つかない、そして、みんな成長していく。こういうメリケン映画ってないなあ。やっぱり日本人が監督やっていると違うんだなあと思った。