美貌録

とにかく、思うことを何も気にせず、淡々と、書いてみる。

ウェディング・シンガー

ウェディング・シンガー
ウェディング・シンガーフランク・コラチ ドリュー・バリモア

おすすめ平均
starsベタですがよかったです
stars何でこんなに高いの!? この意見賛成!
stars鑑賞後が気持ちイイ
stars気分の悪い時観ましょ!
starsラストがロマンチックで感動的

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えーーーー。非常に微妙な映画でした。
ロマンチックというよりは、「おお、久しぶりにこんなベタな映画を見たぞ!」という感動が先立つ感じ。
気分が乗らないときに見ると笑えるでしょうが、それなりに元気なときに見ると「ウソ、そんなベタベタでいいのか、ハリウッド!」といいたくなる感じだ。

ドリュー・バリモアは比較的ベタな映画も多いが、それはそれなりに楽しい。シンデレラの話も26年目のキス(だったっけ?)もベタではあるが、それなりに笑えた。今回は、お涙頂戴も少し期待したのだろうが、内容的にはコメディ過ぎる。笑いの足りないコメディ。

とはいえ、内容的にはベタである事を除けばまあまあ、ベタ過ぎて面白いところもある。
「そこでそれか!」と突っ込みながら見るにはいい映画だ。

しかし、比較的「いいシーンだ!」と思ったのは、ウェディング・シンガーとドリュー・バリュモアの練習キスシーン。あれはとても色っぽかった。いいキスシーン50選があるならば、あれは非常に良いでしょう。結婚式の時に舌を入れるかどうか、という話だったですけど。

悪役と良い人の別れ際が昔の日本映画よりも解りやすすぎて、恋愛映画としては3流、じゃあ解りやすいコメディーとしては?というところであるが、笑う場面が殆どない。えーっと、今笑うところだっけと居酒屋でおじさんに絡まれている感すら感じてしまう映画である。しかし、キスシーンが良い。エロエロでないところがさらに良い。

最後にファーストクラスに乗ってしまう彼に、ベタに芸能人とかに語ったりして、悪い人をやつけるところもわかりやすいっちゃぁ解りやすいが、ウルウルとは来ない場所である。

他にいいところを探すのであれば・・・
おじいちゃんが笑えた。あの人、うまいな。

うーん、それくらいか。ベタなハリウッド映画は苦手だ。