美貌録

とにかく、思うことを何も気にせず、淡々と、書いてみる。

マハトマ・ガンジー

ガンジー ― コレクターズ・エディション
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star助演のパンジー・ネール
star師の「無暴力・無服従」の姿勢から学ぶべきだと思う。
starインド人の見方

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思いを貫くと言うのは非常に重要な事だ。
小手先の、時流に乗るのではなく信念を貫くと言う事は、一人のヒーローを生み出すと言う事。
そしていかなる時も、必ず敵対する人は出て来るのであるから、それを恐れてはいけない。

彼は富裕層に生まれ、カースト制度に手が行かなかった、という批判があると言うのをWIKIPEDIAで読んだが、彼の偉業はその前の段階、人が人として認められる世の中を国家と言う形で作るものだった。国家と言うのは常に新しい問題が発生するものなのだから、インドを独立させたと言う事については非常に有意義であった。

しかし、なぜ人は争うのだろう?
国家が地域を支配下に入れたいのは多分に商業的要素が強いと思うのだが、宗教同士で争うのはなんだか醜くてたまらない。

なぜ、人は権力を欲しがるのだろう?

先日、数名の起業家軍団に会う機会があったが、人はみな自分の年収や自分の野望をいうことはあるが、どんなに人を大切にしたいか、どうやって次の世代につないでいくか、食料自給率、環境問題、教育問題、そこを考えて起業しましたと言う人にあまりあったことがない。だから、最近起業しましたと言う人に会ってもとても楽しくないんだろう。1代で終わりのビジネスだから。

それは、今までの「あたりまえ」を崩す事かも知れない。
しかし、ガンジーJiのように社会通念にとって「あたりまえでない」けども、「本当は当たり前のこと」、きちんとそう言う物を発掘して、世の中に問うていきたい。

「ガンジーJi!」と叫んでいるヒンズー語に(Jiは〜さん、と言う意味、画面では先生と訳されてたけど)すごくうれしくなった。インド、いいなあ。いきたいなあ。あの村に、行きたい。