美貌録

とにかく、思うことを何も気にせず、淡々と、書いてみる。

素直に手を伸せるという話。

以前、女医さんと知り合った。

 

初対面なのに、お酒の力を借りて

ものすごくいろいろなことを聞いた。

 

手術の時、

もうギブアップ、ということはないか?など

手術のこともたくさん聞いた。

 

自分はそんな大病して、ガッツリ手術までして生きたくないな、と伝えたら

 

「手術をしていてね

 

生きたい、って思わなくちゃ、手術をしている甲斐もないでしょ。

 

生きたいって気持ちが、手術の成功に向かわせるのだから

 

生きたいって思おうよ。」

 

そんな感じのことを言われた。

 

今まで生きていて、

そりゃあ、人間だもの、いろいろなことがあった。

 

前向きになれって

すっごく難しい言葉だと知っている

 

それができないから

できなくて落ち込むのだから。

 

人は必ず死ぬ。

 

生きているなら、

生かされていると思って、

今のつらい状態も試練だと思って

生きていくって重要だなって

 

何が言いたいのかわからないなあ。

今、自分落ち込んでもないし

 

ただ、手を伸ばすこと。

手を伸ばして神様に見つけてもらう事

差しのべられた手を、ふり払わないこと。

 

一人の個人として生まれたから

何かそれには意味があって

 

きっとつらいことも、

それは、生きる上での試練なんだと

 

そんなきれいごとじゃすまないことがあることもわかっているけど

 

多くのお客様と接していると

手を出そうとしてひっこめる人が多くて

もっともっと、生きることにどん欲になればいいのにと思う

 

わがままを言うんじゃなくて

誰かに迷惑をかけるんじゃなくて

楽しもうという気持ち

前を向こうという気持ちが

 

もう少しあればいいなーって思う。

 

手を差し伸べて

振り払っちゃいけない

 

自分がどんなに自信がなくても

世界から見捨てられたような気がしても

手を差し伸べてくれた人に

自分の手をのせるだけでも、

差し伸べた人もハッピーだし

ほんわかするんじゃないかな。

 

女医さんの

「生きたいと思ってほしいよ」というその一言、

 

がめつく生きたいと思ってほしいんじゃなくて

手を差し伸べた時に、素直に手を乗っけてほしいって意味なんだろうなと

いまさら思う。

 

 

 

って、自分メモ。